昨日(6日)、関東甲信の梅雨入りが発表された。前日の中国・東海地方に続いてのものだが、雨雲はどこに消えたのか雨は降らない。今日は薄曇り、日差しも漏れて布団も干せた。梅雨前線はハッキリしないものの、この機を逃せば梅雨入り発表のタイミングを失うと気象庁は考えたのかな、平年より3日早く、昨年よりは2日遅いとのこと。梅雨らしい雨量もなければ困るが、集中豪雨も被害が心配。しばらくは、雲の多い日が続きそう。

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キバナノヤマオダマキの花、小屋周辺の道端でも見られるようになった。庭のネット外にはみ出しているオダマキは、蕾の段階で鹿に食われてしまうのが常だが、今年は珍しく良い花が見られそう。

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ヒメフウロソウ、大きな鉢のなかでピンクの花がこんもり。元は箱根湿生花園で買ったものとか、頂いたひと鉢は何度か植え替えて、今は30㌢ほどの鉢。毎年切り詰めて、挿して増やしている。寒さに強いというが冬越しは横浜、春になって山に戻している。

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ハイキンポウゲ&フタマタイチゲ(白花)。この花たちが咲いている場所は、ブルーベリーの根の周り。本来なら毟ってやらねば、ブルーベリーの生育に悪いのだが、花があると手が止まってしまう。この優柔不断のお蔭で、いろんな花たちも侵入を果たしている。

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ヒオウギアヤメ(檜扇菖蒲)、名前の通りに葉が広いアヤメ。

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アヤメ、庭では増えすぎて困りもの。だが、100万本?のアヤメ群生地が、鹿の食害で消えた南アルプス前衛の櫛形山は悲劇、その後どうなったか。梅雨時には欠かせない花なので、庭では少し残してある。

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ゲラニウムが咲き出した。10年以上庭で生き続けている長老格のフウロソウ、別段の手入れをするわけではないが、同じ場所で勢いは衰えない。

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ニッコウキスゲ、鹿避けのネットから顔を出して咲いていた。大きな葉のマルバダケブキやシモツケソウ、ユキザサなどの隙間から、なんとか花茎を伸ばしている。

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コウリンタンポポ、ヨーロッパ原産・キク科の多年草。北海道などでは、広く道端でも咲いているのを見かける。ヤマハハコの生育地にも、この紅輪の花は侵入してきた。

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シオデ(ひでこ・牛尾菜)、太いのは名前の通り牛の尾、今年二度目の収穫。茎はつる状に長く伸び、毎年出るところは決まっている。こまめに周辺を歩き新規場所も開拓、希少価値の山菜をゲットする、目に見えない相手との闘いは続く。