今日は快晴、気温は上がったものの湿度が少ないので、この時季としては爽やかな一日。6月に入ると、今年の梅雨入りは何時になるかが話題となってくる。例年より一週間ほど遅くなるかも、という気象予報士の見立ても伝えられていた。アメダスによると、大泉町の今朝の最低気温は14.9℃、最高は25.6℃と夏日になった。北に寒気が入っているせいか、山の中は風がひんやりとしている。

ニッコウキスゲが庭で咲いている。雨のなかで咲いているのを見つけたが、花びらも濡れて撮る気にならなかった。一日花で、すぐに萎んでしまうだろうと思っていたら、なんと翌日も花を開いて撮影を待っていたかのようだった。

ニッコウキスゲ、この花は背丈の大きな草花たちに囲まれて咲いていた。せっかく咲いているのに、草の影ではかわいそう、移植を考えてあげよう。庭では咲き出したキスゲ、霧ヶ峰などでの見頃は、7月に入ってから。

ハルジオン(春紫苑)はよく見ると可愛い花。少し遅く咲くヒメジョオンとともに、野の草として無残にも抜かれてしまうことが多いが、北米原産で観賞用として渡来したもの。

マムシグサ、ハルジオンなどの草むらから、鎌首を持ち上げるように咲く変わった花。釣り糸はないが、平地で咲くウラシマソウに似ている。

チゴユリ、この花は珍しく少し上を向いてくれた。普段は咲いても花は下向き、撮影者泣かせ。繁殖力が強く、油断をすると一面を占領されてしまう。

フタマタイチゲ、こちらも庭での繁殖力は旺盛。花は可愛いのだが、葉っぱが大き過ぎるのが難点かな。

八ヶ岳の山麓で多いキバナノヤマオダマキが庭で咲きだした。いただいた白馬産のオオヤマオダマキは花も終わり、種を実らせていることで、変な交雑はなさそう。

ノバラが咲いていた。「♪童は見たり 野なかの薔薇 清らに咲ける・・・」シオデを採りに入った草むらが、薔薇で白く染まっていた。ノバラを撮ったのは初めて、なかなかの別嬪さんだ!

おまけ
山のアスパラガス、シオデ(牛尾菜)を採った。山菜などはどれも平年より早い、いつものところを覗いてみると、出ていました。ここで2本をゲット、今年初めての収穫は嬉しい。