今日(5月30日)は朝から雨、庭の草花たちにとっては良いお湿り。西日本は晴れて気温が高いとのことだが、関東甲信は暑かった昨日と比べ9℃近く低く、東京ては最高気温も20℃を超えない予報。アメダスによると、大泉町の今朝の最低気温は10.5℃、最高は15.2℃と肌寒い一日、午後になって天候も回復してきたが、梅雨入りがそこまで来ている気配も。

八ヶ岳山麓の田圃、高地ゆえに他より遅かった田植えも終わり、小さな稲苗が風にそよぐ。大泉町総合支所うえの田圃道から撮った八ヶ岳。

八ヶ岳高原大橋から見た八ヶ岳。眼下の川俣川渓谷も、日毎に緑を濃くしている。白く見えるのはミズキの花、フジの花も目立たないが咲いている。

レンゲツツジと権現岳、左は三ツ頭。美し森は今がツツジの見ごろ、標高が高く自然条件の厳しいところほど朱色が濃く、別名をオニツツジと呼ばれるのは、この花色が鬼の口を想像させるからか。

ズミ(コナシ・コリンゴ)が、ツツジの朱と山を染め分けるように白く染めている。ズミが咲き出す前の蕾はピンク、遠目で見ると山が薄紅に染まる時季もある。

美し森の山頂裏にある湿地、今年は暖かなので咲き出しは早いようだ。手前の大きな葉は、ミズバショウ、バショウの葉のように大きくなっている。

ミヤマザクラの花が残っていた。

アイズシモツケ(バラ科・シモツケ属)、細い枝にハナテマリのような花をたくさん咲かせている。