昨夜から未明(4日)にかけ強風を伴った低気圧が駆け抜けた。風による花たちへの被害もなく、一安心。7時過ぎには太陽も顔をだし、風はあるものの天候は急速に回復。五月晴れの青空が広がると、♪晴れた五月の青空に、歌声高く響かせて・・・など口ずさんしまう。昔々、うたごえ運動が盛んなころが青春、五月・青空に続く連想は赤旗なびくメーデー、そんな光景を見ることも今は無い。マリンブルーの空に誘われ、買い物がてらだがデジカメ持参で山麓を回ってきた。

今日(4日)の八ヶ岳。左の編笠山や右の赤岳の南東斜面に雪は見えない。山に登れば北アルプスとは雲泥の差ながらも雪はあり、それなりの装備が必要だ。大泉総合支所上の田圃から撮ったもの、田に水を引く農作業も始まっていた。

同じ支所上からの南アルプス。左の鳳凰三山は雪も消えたが北岳は白く、雪の多さを誇っている。右の甲斐駒も岩が目立つようになっている。

三分一湧水下から撮った富士山。麦畑の穂がこんなにも伸びているのに驚く。

ヤマシャクヤクが昨日の風雨にも耐え、風船のような花を開いている。この白花のヤマシャクは白馬・鬼無里の農産物直売所で買ったもの、枯れかかったこともあったが、五年の時を経て庭で花を見せてくれた。アカバナのヤマシャクは、芽出して一週間なので花芽が付くかどうかは分からない。

実生から育てているヤマシャクヤク(赤花)は手前、奥には同じ二年生のサンカヨウが一人立ちへ、日差しを浴び体力を養っている。

火鉢の中でコイワカガミが咲いた。ハクサンオミナエシやオダマキ、キツリフネ、イワシャジンなどと共存、他の花たちは大きくなるのに、このイワカガミは消えることなく、新葉を伸ばしへばりついてどっこい生きている。

こちらは大地に根を下ろしたイワカガミ、健康的なのか花の色が濃い。

キバナイカリソウ、花の盛りは過ぎたが雨にも負けず花を残してくれた。