今日(22日)の大泉町は低気圧が駆け抜け、久しぶり朝からの快晴。アメダスによると最低気温は8.1℃、最高気温はなんと25.2℃の夏日。この天気は長続きしなくて、午後には雲が出るという。八ヶ岳山麓にいると、木立の間から南アルプスの山並みは望めるものの、背負っている八ヶ岳の山は見えない。青空が消えぬ前に、ビューポイントを回って今日の八ヶ岳などを撮って歩いた。

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ここ平沢峠は八ヶ岳の展望台、長野県の南牧村にある。今日は野辺山から入り、山梨・清里へと下った。主峰の赤岳山麓に広がるサンメドウズ清里スキー場の雪もほぼ消え、新緑の季節を迎えようとしている。右隣の横岳稜線には、まだ雪が多く残っている。山を撮るには、雪の残るときが一番いい。

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左の権現岳から赤岳、雪の残る右の横岳など南八ヶ岳の山並みが一望できる。昨日、写真の右端で雲のあるあたり森の綺麗な北八ヶ岳の麦草峠を越え、茅野に至るメルヘン街道(R299号線)が開通したとニュースが伝えていた。冬季に閉鎖されていた山地の道路も、連休前には通行が出来るようになるので、行動範囲が広がるのは嬉しい。

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八ヶ岳高原ライン側の県営牧場から望む南アルプス。左から鳳凰三山、真っ白は北岳、アサヨ峰、甲斐駒ケ岳、鋸岳へと稜線は続く。ここ山梨県営牧場・本場の牧草地も緑が濃くなってきた、農家から受け入れる放牧牛もそろそろ登ってくる。

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同じ場所から望む富士山、雪もだいぶ減っている。5合目までの道路も、数日前には除雪が終わり開通したという。

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キバナイカリソウが庭で咲き出した。黄花は日本海側が産地、この花は白馬生まれ。写真の背後に写りこんでいるのは、八ヶ岳地のイカリソウ。

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ミツバオウレンが咲いている。コイワカガミの中で、消えもせずに頑張って、よく残っているものと感心している、安住の地なのかも。

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ニリンソウ、一輪だけが今日咲いた。

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ヒトリシズカ&トリカブトの新葉を庭で見つけた。トリカブトは花が綺麗なので植えている、大きくなると葉の切れ込みも深くなるが、芽出したばかりは上記のニリンソウに似て、山菜と間違えての誤食事故が多い。

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タラの芽が膨らんできた、窓から撮ったもの。家族が来る連休までには、大きくなりすぎてしまうかが心配。一年で50㌢も枝を伸ばすので、収穫は高枝切り鋏で途中から切る。節のどこからでも芽を出すので、切ったほうが新芽の数が多くなる。

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コシアブラ、こちらもウコギ科の山菜で天ぷらが美味い。直径が5センチ、木の高さは3㍍と大きくなってきたので、今年から新芽を頂くことにしている。狭い庭に、山野草ばかりでなくこれらの木も植えているので、日照権争いが絶えない。