阪神・淡路、新潟、東日本の大震災に続いて今回の熊本と、日本列島はまたも大地震に遭遇している。亡くなられた方にはお悔やみ申し上げるとともに、被災され避難生活を余儀なくされている多くの方々に、心からお見舞いを申し上げます。「地震・雷・火事・親父」などと怖い順を昔から云ってきたが、風水害なら避けることも可能だが、地震は予測が不能なので厄介。一日も早くこの地震が終息するのを、今はただ祈るだけの無力さを感じている。今日(18日)、大泉町の最低気温は8.7℃、最高気温は21.2℃と温かい日が続く。東京などで強風の被害があった昨日に続き、八ヶ岳山麓も不安定な空模様。風も強く午後からは黒雲に覆われ、大粒の雨が落ちだしている。

シラネアオイが咲いてしまった、例年より10日は早い開花。これは日当たりの悪い北側にあった株を、3年前に分けて南に移したもの。花が20以上付く大株は突然枯れる、と聞かされていたので株分けしたが、あまり早い芽出しには霜の心配も。先週までは寒冷紗を掛けていたが、この陽気になれば大丈夫だろう。ちなみに、北側ではやっと芽出したばかり、地温の差が影響しているのだろう。

ミツバツツジが満開、我が小屋の玄関横に植えたもので、高さも3㍍ほどと大きくなった。ツツジの中では一番早い開花で、淡い紫がかったピンクは独特な色合い。甲斐市の農家の方が、この花が咲く頃になるとブドウの剪定が始まる・・・と地元テレビで話されていたのは数日前だった。

フジザクラが山を白く染めている。下向きな可憐な花、この桜は50㌢程の背丈になると花を付けるが、普通の山桜のような巨木は見当たらない。

イカリソウが庭で咲き出した。濃い赤紫が多い地のものの中で、白に赤が少し入った色合いは垢抜けしている。ドローンの小型編隊!と思い浮かんだのは我一人かな。

こちらのイカリソウは神奈川生まれの白花、移植して10年を超える。株は大きくなったものの、地のもののように種で増えることはない。

サンカヨウが芽を伸ばしてきた。地面から顔を出すと、既に花芽が付いている。やがて蕗のような大きな葉を広げ、かわいい白い小さな花を咲かせる。日の当たらない北側、こちらも寒冷紗の世話になっていた。一つの芽は、霜の害を受け色が変わっている。

クサボケが咲き出した。落ち葉に埋もれながらも、この朱色は草むらでは目立つ花。梅雨頃には実も黄色く熟し、薫り高い果実酒の元となる。