朝起きてカーテンを開けると、庭などが白く眩しい銀世界。山沿いは積雪の恐れもあるとの予報は当たり、屋根や野に積雪を残した。今日(26日)、大泉町の最低気温は-4.2℃最高は8.8℃で、昨日に続いて2月の陽気、肌寒い花冷え。例年より早く芽が出始めた山野草、遅霜による被害も心配で気温の予報を欠かさずに聞く毎日が続いている。

今朝の雪はうっすらと積っただけ、気温が低いので朝日を受けてもすぐには解けず残っていた。そんな氷点下の大地でカタクリは、健気にも花を保ち生きている。

昼ごろには、カタクリの花も本来の姿に戻り、花弁をくるりと巻き上げていた。

ダンコウバイ(檀香梅・クスノキ科クロモジ属の落葉小高木)が咲き出した。枯れ葉の目立つなか、春一番に黄金の花を満艦飾にして林を明るくする。庭に植えられているサンシュユと似たような花、秋には大きなハート形の葉が、見事な黄葉で森を染め上げる役者ものだ。

昨日の夕方、6時少し前だったが西の空が赤い。コンテジ持って表に出ると、青空があるのに雪が舞っていた。上空に寒気が入っている証拠なのだが、待っていてもこの日はこれ以上の山焼けとはならなかった。