今日(16日)の大泉町は晴、アメダスによると最低気温は-4.9℃、最高は5.0℃と真冬に戻り冷えた。先日は初夏のような気温と暖かな雨、小屋周りの林の雪もほとんど消えて落ち込んでいる。寒気が入って、北陸や北日本・北海道では雪が降り続いているというが、八ヶ岳山麓まで雪雲は流れてこない。冬型の気圧配置が強いだけではだめ、太平洋沿岸・八丈島あたりを低気圧が通れば、八ヶ岳山麓に雪降りの確率は高まるのだが、自然は思う通りに動いてくれない。

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平沢峠に出掛けて八ヶ岳を撮る。ここは飯盛山の登山口、一昨年の16日は大雪で八ヶ岳山麓は陸の孤島。一週間後でもこの駐車場は雪に埋まり、麓に車を置いてスノーシューを履いて登って来たのだったが、今年は眼下の山林などにも雪はまばらに残るだけ。春の嵐、暖気と雨に打たれて消えてしまった。

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たっぷり付いていた赤岳の雪も、岩峰が現れて見る影もない。サンメドウズ清里スキー場は雪がついているのは、冷え込みが続く中で懸命の雪づくりが行われているからか。明日になればゲレンデも良くなるだろうから、久しぶり滑り出掛けるか。

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権現岳の岩場、厳寒期はトップクライマーも難儀するとか、一般登山者は見るだけが無難な選択だろう。左手前の県営牧場、白一面の雪に覆われていたが地肌が現れている。

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八ヶ岳高原大橋からの八ヶ岳、前回アップした際には眼下の川俣川渓谷も雪が見られたが、今は消えてしまった。ここからの八ヶ岳は、赤岳の左に阿弥陀岳の白い頂が望める。

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甲斐小泉駅近くの三分一湧水側から、南アルプスの甲斐駒や北岳などを撮る。手前の畑も先日までは一面の銀世界だった。

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雪がたっぷりあった頃、草地で雪掘りをして餌を探す鹿の群れが見られた。今は姿を見なくなったのは、山の雪が消えたのと、まだ猟期中なのでうろうろ出来ないと山奥に帰っているのかも。