昨日(11日)、甲府気象台は富士山の初冠雪を観測したと発表した。平年より11日遅く、昨年よりも5日早いという。今朝の大泉町の最低気温は、アメダスによると5.9℃と少し冷え、10月下旬頃の陽気だ。初冠雪のニュースを聞いて、朝飯後に急ぎ下の田圃の中へ富士を撮りに出かけた。

富士山の初冠雪、撮れました。時間が遅いと気温の上昇で雪が消えてしまうことがある。大泉町の支所上の田圃は稲刈りもこれから、大村先生のノーベル賞受賞で一躍有名になった韮崎は林の先、甲府盆地は9時を過ぎたので靄に隠れてしまった。

同じ大泉町の田圃からの南アルプス、北岳にも初冠雪。左の鳳凰三山や右の甲斐駒ケ岳など、南アルプス前衛の山に雪が降れば、季節は秋から冬へと一気に進む。

このシャジンがイワシャジンの子か、ホウオウシャジンなのか同定は難しい。こぼれ種から育ったものを寄せて植え4~5年になるが、株もしっかりして良い花を付けるようになった。

本家のイワシャジン、近くに植えてあるホウオウシャジンより咲く時期が半月ほど遅く、咲き出したばかり。花は少し大きく色も濃い。咢のところにあるヒゲがピンと水平に伸び、カールするホウオウシャジンとの違いを主張しているようだ。

センブリ、春先に芽出したものを見つけて鉢に入れた。二年草なので花を咲かせれば枯れてしまう。一年目の子供は、葉が丸く想像できない小ささで過ごす。昔は干して、胃腸薬として飲んだもの、今では山野でも見ることが少なくなった薬用植物。

ヤマブドウを採った。少しなのでジャムを作るのは止めて、ホワイトリカーに付けることを選択した。

ツルウメモドキを近くの山で採ってきた。この時季はいつも車に乗せてある高枝切り鋏が活躍、ご近所にも配る。

ツルウメモドキを活ける。乾燥しているので一晩で実がはじけ、赤い実が顔を出した。ウバユリの実も採ったがまだ青い、この鉢にあるものは去年のもの。