今日(7日)は今秋一番の冷え込み、アメダスによると大泉町の最低気温は5.1℃、最高は19.8℃で10月末頃の陽気とか。山の色づきが、稜線から山麓へと一気に進みそう。ここ数日は北海道を除いて、秋らしい良い天気が続く。山暮らしは早くも冬支度、今夜はストーブを出しての試運転、暖房しないと秋の夜長は辛いのです。

富士には月見草よく似合う、といったのは太宰治、場所は甲府から河口湖に抜ける御坂道の旧道。ススキが似合う富士を撮ったのは、山梨の北西で長野との県境に近い編笠山への登山口・観音平。ここ数年ここからの登山コースが人気、休日などは駐車場に停めきれない車が道路にあふれている。

途中の展望台でのんびりしている人はいない。みな忙しく登り、急ぎ下山するので、キノコ採りに入っている私などはお呼びではないのかも。北岳や甲斐駒などへの初冠雪の日も近そうだ。

シオンが咲いている。へら状の大きな葉、花茎も1㍍以上と大きい。これから霜の降りる晩秋まで咲き続け、花の少なくなる庭を彩ってくれる。

エゾリンドウ、日差しのある時にだけ花を開くので、夕方に撮ろうとしたら、また明日ねと振られてしまった。

山でサルナシを採った。少し前に採り食べずに残っていたものは、皺しわになっていたが、皮をむくと水分が飛んで甘味が濃くなっていた。ホワイトリカーに漬けるほどの量が採れなかったので、今年は熟成させての生食。

サルナシという和名だが、キウイの原種と聞いた。切ってみると、小さいながらもキウイ、食味もそっくり。蔓性で高いところに成っているので、採るには高枝切りばさみが必要。近くの産直の店などでは売っていることもある。