今日(15日)の大泉町、アメダスによると最低気温は18.4℃と少し涼しくなったが、最高は30.5℃と真夏日は続く。高速道路では、Uターンラッシュが始まっている。帰省などの移動手段は、7割近くがマイカーというのだから、道路が混むのは致し方ない。岡谷市の出早(いずはや)公園で、キツネノカミソリが見頃とNHKの首都圏ニュースで報じられるのを見て、ご近所の方も誘って出かけてきた。小淵沢ICから岡谷iCへは中央道も下り、混雑もなく小屋から1時間の遠征でした。

キツネノカミソリ(ヒガンバナ科の多年草)が群生している。ヒガンバナと同じように、花が咲くときには葉はない。ヒガンバナはお彼岸に、本種はお盆に咲くのも何か不思議だ。

花の色が狐の体色、葉の形が剃刀に似ているのでこの名前になったとか。早春にスイセンに似た葉を展開するが、夏に入る頃に葉は枯れ、お盆の頃に花を咲かせる。

株立ちしているキツネノカミソリ、種がまとまっているからか、株が成長とともに分けつして咲くのだろうか、この疑問は、実を見れば分かるかもしれない。

花茎を30~50㌢ほどに伸ばして咲くキツネノカミソリ。出早雄小萩神社(いずはやおこはぎじんじゃ)の境内周辺は、春にはカタクリ、秋にはカエデの紅葉で知られているという。

アサマフウロ、暑さに強いこの花、庭ではこれからが見頃の花を追加した。

おまけ
オオムラサキは日本の国蝶。地元・北杜市のオオムラサキセンターで撮ったもの。朝に羽化したばかりとか、まだ飛べないのかも。8月になると、このチョウの姿を見るのは難しくなる。