沖縄は梅雨が明けたというが、関東甲信地方は梅雨真っ盛り、九州などでは大雨による被害が出ている。雨の降り方も昔のイメージでは、しとしとと降るのが梅雨だったが、今は違う。熱帯・亜熱帯で降る雨のような降り方、降雨量も多くなって予想もしない崖崩れや大水も出る。地球の自然環境が変化し自然災害も多発、今年はエルニーニョで冷夏の予報も聞くので、梅雨空のように心も湿ってくる。

トキハツユクサ(常盤露草・ツユクサ科)が良い花を見せている。この花に出会うのも一年ぶり、ツユクサの仲間とは知りながらも名前は忘れていた。この日(11日)は久しぶり近くの円海山まで散歩、横浜郊外の野辺や山地で咲く花などをウオッチングしてきた。

スイカズラ(吸い葛・スイカズラ科)が、別名の金銀花に相応しい色合いを醸し出していた。

ヒメジョオン(姫女苑・キク科)、春に咲いていたハルジオンと入替り野原を白く染めている。
ハルジオンの蕾は垂れて、葉は茎をまくのと比べて、本種は花もやや小ぶりでまっすぐに立ち、秋近くまで咲いている。

白いホタルブクロが円海山の山路でたくさん咲いている。梅雨時が最盛期のようだ。

こちらのホタルブクロは、赤紫の薄い色がついている。

ヤマホタルブクロ、これは今庭で咲いている八ヶ岳産のもの。

ヒルガオが咲いている。ヘビアサガオなどと子供のころから呼んでいたが、この別名も独りよがりではなかったようだ。昼になっても萎まないことから、この名前になったとか。

ノアザミ、花茎も太く棘は痛そう。

桑の実が色づいてきた。熟した赤黒い実が少ないのは、先客の鳥たちが食べてしまったから。

アジサイの花が咲き出した。鎌倉・長谷寺のアジサイが見頃と今日の新聞・横浜版が報じていたが、飾り花でなく本当のアジサイの花は、虫メガネが必要なくらいに小さい。

こちらも、飾り花に囲まれたアジサイの花。