今日(2日)、桜前線は東北まで北上、福島でソメイヨシノの開花が確認されたという。先日訪れた山高・神代桜が満開となって、花見に訪れる人でにぎわっているとニュースが伝えていた。大泉町の最低気温は0.4℃、最高は17.8℃と4月中旬頃の陽気。買い物の帰りに、大泉支所近くの谷戸城跡へ桜の様子を見に行く。標高が860㍍と高いので、東北が咲き出したというのに、こちらの蕾は膨らんできたばかり。

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谷戸城跡は桜の名所、地元では「じょうやま」と呼んでいる。甲斐源氏の祖、清光の居城で武田信玄の祖先にあたる。車を駐車したのは、城跡への登り口にある北杜市の考古資料館前。八ヶ岳の雪も、暖かい日が続いて南東面はだいぶ減ってきた。

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城跡入口のエドヒガンザクラ、一番に咲きだすこの桜も蕾にようやく色が見えてきただけ。開花は2~3日先になりそう。ソメイヨシノの蕾はまだ固い。

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谷戸城跡の一の郭(くるわ)にある土塁に上がると、富士が望めた。富士山の白いドレス姿もお終いか、黒い筋が見え雪形が話題となる日が近いことを教えてくれる。

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駐車場のある北杜市・考古資料館脇には、大泉村の作った谷戸城跡の石柱がまだ残っている。この建物を作り周辺を整備した際にも、立派な石碑は処分ができなかったのだろう、塀の向こうには甲斐駒が望めた。