今日(21日)の大泉町、最低気温は3.0℃、最高は12.4℃と昨日より4℃ほど低くなった。ニュースでソメイヨシノの開花が次々と伝えられ、東京も明日には開花宣言が出されるだろうとのこと。今年の桜前線のスピードは、予想よりも早くなりそう。ここ数日、暖かい日が続いたので、山の草花たちも芽出しが始まった。しかし、寒気が入って雪が降ることや、霜が降りことは当然ある。暖かさに浮かれた山野草らの新芽が、痛めつけられたことを度々経験している。桜が咲いて暖かくなった、と手放しで喜んでいられない季節の到来。

シュンラン。和名は春に咲くランの意とか、落ち葉を浚ったら咲いていたのを見つけた。

カタクリ。芽を出して3日目、花芽を付けながら伸びるスピードは驚くほど速い。明日から10日ほど、山を留守にするのでこの開花は見届けられない。晩生のものはまだ冬眠中なので、花を撮ることは出来るだろう。

ユキワリソウ(ミスミソウが本名)がボッンと咲いていた。平地では常緑で冬も葉は枯れないが、厳寒の山で葉はもたないが花は見せてくれる。

ミヤマオダマキ(青い花)が芽を出している。オダマキのなかで一番早い芽だし、開花もこの種がいつも一番だ
。

ギョウジャニンニクも芽を出している。これは匂いがきついので、鹿や猪の食害を心配する必要はない。