今日(5日)の大泉町は晴れ、最低気温は3.4℃とこの時季らしい冷え込み。道路はもちろんのこと、車も落ち葉の洗礼を受けワイパーにカラマツの葉が溜まる。見上げると、裏のカラマツも大分葉を落として空が透けて見えだした。庭の草花たちも枯れて、そろそろ片づけ始めなければと思いつつも、紅葉を追いかけるのが忙しくて手抜きをしている。

八ヶ岳の冠雪した姿を入笠山から車で下る途中に撮った(3日)。中央の白い頂が赤岳、右に阿弥陀岳、横岳へ続く。主峰の右は権現岳、編笠岳。カラマツが山裾を赤く染めている。富士見町が車での入山規制をしている入笠山、10月25日にゴンドラに乗って入山したとき、規制中なのに車が駐車場にあったので運転者にどうして入ったか聞いておいた。この日は長野県・伊那市へ出掛けた帰りに入笠高原に入ったので、車で富士見へ下りるのもOK。ゲートの番人が「何処から来た!」というので「伊那!」で通れる。伊那市と富士見町の協議が整わない中での通行規制なので、「伊那から来た・伊那に抜ける車は通す」となったらしい。

八ヶ岳の山梨側を翌日(6日)に撮った。こちらは日当たりのよい南東斜面、雪の姿は遠くからは確認できない。八ヶ岳高原大橋を少し上った地点からの撮影、眼下の川俣川渓谷は紅葉が見頃、山麓全体が赤く燃えている。左に阿弥陀岳、右に横岳を従えて中央に主峰の赤岳。

長野県川上村・野辺山の少し先の南相木村まで足を伸ばす。目的地の南相木ダムからは遠く八ヶ岳を望むことが出来る。この揚水式ダムは日本で一番高いところにあるとか、下流の群馬県・上野ダムから深夜に水を汲み上げている。この日はダム湖を、二時間ほどで一周して帰宅した。

ダム湖周辺、カラマツ・ススキが残照で残り少ない命を燃やしている。

ダムの上に伸びる尾根は、写真に写るピークが御巣鷹山(日航ジャンボ機事故の山・標高1639㍍)か、その奥にまたピークがあるかは定かでない。だが、この山を境に向こうは群馬県・上野村なのは確か。

南相木ダム湖の側にあった、全山カラマツの林に覆われた山。葉は少し少ないものの、良い色を残していた