今日(2日)は、台風12号の影響で西は大雨、関東甲信や北陸では35℃を越える猛烈な暑さが続いている。気象条件も不安定、午後からは各地で雷雨の予報が出されていた。夏には、乾いた大地を潤してくれる程々の夕立ちを願っている。

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コマツナギ(駒繋ぎ・マメ科コマツナギ属)が咲きだした。道路沿いにあるので、この花は何だろう、と見上げながら通る人も多い。花の形や葉はハギにも似ているが、花の付き方は違う。草のようだが、木本で小低木に分類される。丈夫なので馬の手綱を繋いだことからこの名になったという。花は次から次へと、秋まで咲き続けてくれるのが嬉しい。

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ウバユリ(姥百合・ユリ科の多年草)が咲いた。大人の手を合わせ膨らませたような大きな蕾が割れて、水平に幾つもの花が現れる。花が付く頃に、葉(歯)が抜け落ちてしまうことから姥ユリという名になったというが、蕗のような大きい葉は残っていた。秋遅く、ドライフラワーとなっている花柄・実を採ってくるが、種が沢山入っている。種をまいたつもりは無いのに、あちこちで芽を出す。ユリ科と言っても、こちらは葉が丸いので直ぐ分り、ほとんどは毟りとる対象、庭には大きすぎるのだ。

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ヤマユリがあちこちで咲きだした。20㌢程の大きな花は、まさにユリの女王。この球根が輸出され外貨を稼いだのは昔のこと、日本の野山での数は減ったとか。ヤマユリが原種となって、逆輸入されたのが匂いが強く中の白いカサブランカだとも聞いた。