今日も全国的に真夏日のところが多くなった。アメダスを見ると大泉町の最低気温は21.3℃、最高は31.9℃と山麓も暑い。昨日(23日)は大暑、これからが暑さの本番とか。関東甲信も梅雨明けしたが、スカッとした青空はまだ戻っていない。雨の心配がなくなったので、カミサンらのお供で久しぶりの山歩き、霧ヶ峰・車山周辺を歩いてきた。

イメージ 1
車山肩周辺のニッコウキスゲ、電気柵に守られてなんとか咲いているが、柵の外でニッコウキスゲの花は見られない。キスゲの咲く頃は、この日も車山肩の駐車場は朝の10時前には満車。ここへの駐車を諦め少し走った沢渡で駐車、山へ登り八島湿原を回って、帰りに車山肩に立ち寄っり撮ったのは2時過ぎ。例年の見ごろは7月半ばだが、今年は開花が遅れて23日に訪れても、まだ花が残っていたが、淋しい風景だ。

イメージ 2
シシウドは草原で他を圧倒する王者の風格、足元にはイブキトラノオも花穂を揺らせていた。八島湿原周回の木道から撮る、背景の山は車山など。

イメージ 3
キンバイソウ(金梅草・キンポウゲ科の多年草)が大きな花を輝かせていた。花びらのように見えるのは萼片なのだと、八島湿原で撮る。

イメージ 4
蝶蝶深山(1836㍍)からレーダードームのある車山(1925㍍)を望みながらのウォーク。カミサンらには手ごろな山歩き、物見石から緩やかな草山を八島湿原へと下る。写真にぼんやりと写る遠景の山は蓼科山。

イメージ 5
ハクサンフウロは山の花の代表格、笹などに寄りかかり、ひっそりと咲いている。

イメージ 6
コウリンカ、特異な花の色と形は、一度見たら忘れない印象を与える山の花。

イメージ 7
ヤナギランが咲きだした。八島湿原の周囲には、花芽を持ったヤナギランが競うように花茎を伸ばしていた。

イメージ 8
クガイソウを見つけた。草原から頭を出して、風にゆらゆら揺れるイメージの花だが、この花は草むらに埋もれるように咲いていた。

イメージ 9
イワオトギリ?標高が1600㍍程の山道に咲いていたので、オトギリソウなのかイワオトギリなのか、分からない。

イメージ 10
ダケブキ、今年初めてこの花に出会った。これから初秋まで、この花が山野の灯台のように辺りを睥睨、存在感を見せる。