今日も朝から山梨は雷雨注意報、青空は直ぐに消え去り雷鳴が聞こえる。昨日は東京・三鷹での雹のニュースに驚いたが、山梨・甲州市でも雹によるブドウの被害があったとか。落雷が怖いので、音が近づくとパソコンのコンセントを抜いて防御態勢に入る。パソコンなどは守れるが、三鷹のような雹が30分も降ったら、庭の花たちは救えそうにない。

オニシモツケが咲きだした。花芽が上がってくると、待ってましたと花茎に吸いついてくる、カメムシの親分のような虫。シモツケソウやショウマの花芽にも寄って来るオオヘリカメムシはだいぶ捕獲したので、今年は花を見ることができた。オニが頭に付くこの花は、シモツケソウと同じような花だが、葉も花丈も大きい。

イブキジャコウソウ、梅雨時を忘れたかのように咲きだした。日本のタイムとも呼ばれ、良い香りがある這い性の小低木。

ウスユキソウの苞葉が、名前の由来の薄雪らしい白さを見せて来た。

キバナノヤマオダマキ、花の少ない今が見頃となっている。

ハイキンポウゲ、這い性で光沢のある黄色の五弁の花は目立つ。八ヶ岳固有のヤツガタケキンポウゲの花茎がひょろひょろと長いのと比べると、こちらは地面にへばり付くように短い。

ヤマアジサイが色付きだした、このアジサイは青色が良いので園芸店で買い植えたもの。小さなポット苗だつたので、周りの草に隠れて花が目立つまでに何年もかかってしまった。

こちらは地のヤマアジサイ。萼片の色は、咲き揃う頃には白くなってくる。

ウノハナが散策する道端で見られるようになった。食べるおからの卯の花ではなく、こちらは空木(うつぎ)で「夏は来ぬ」でも唄われた。ホトトギス早も来鳴きて・・・だったかな。

サンカヨウの実が熟して、美味しそうな色となった。

シロバナエンレイソウも種を充実させてきた。

ベニバナヤマシャクヤクの種、雨続きの中でうまく受粉出来るかと心配したのだったが、花弁の隙間を虫は見過ごさなかったようだ。