今日は西から雨雲が広がり、昼すぎには八ヶ岳山麓も降り出した。明日にかけノロノロ低気圧のお陰で本格的な雨、連休の行楽は生憎だが、庭の植物たちにとっては嬉しいお湿り。27日に「花見に行こう」というカミサンの声に背を押され、ネットで調べると信州側の近場で花見が出来る所が沢山あった。弁当持参、満開の桜咲く茅野市の運動公園へ行ってきた。

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茅野市総合運動公園は、野球場、陸上競技場、プール、スケート場、体育館などがあり35㌶と広い。芝生広場は、日曜日とあって大勢の花見客が来園していた。写真の時計塔の背後には車山が望める。

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自然の残る公園内には、沢山の日本リスが生育している。八ヶ岳への登山口美濃戸近くから、茅野市を越えて諏訪大社へ、御柱を曳く道の脇にこの公園があり、木落とし坂は直ぐ近くにある。

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リュウキンカ(立金花・キンポウゲ科の多年草)が公園内の水辺で咲いていた。黄金色が眩しいぐらいに輝いている。湿った所や水辺で観られる山野草。

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ニリンソウ(二輪草・キンポウゲ科の多年草)も咲きだしていた。山野草が沢山残るのは、自然が豊かな証拠でもある。市街地から近いこの公園、毎日のように利用できる近隣の人が羨ましい。

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アズマイチゲも咲いていた、これもキンポウゲ科。淡いブルーのキクザキイチゲは、葉がキクの葉に似て切れ込みがあるが、アズマイチゲは葉に丸みがある。

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帰路、原村で個人の庭に咲いていた大きな満開のコブシを見つけ、雪の八ヶ岳を背景に一枚撮らせて戴いた。右の頂は阿弥陀岳、主峰の赤岳は陰になり見えない。左に連なるのは横岳。

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原村から富士見町の高森観音堂へ、大泉町に戻る途中にあるので立ち寄ってみた。ここには樹齢推定250年の枝垂れ桜が有名、桜祭りが開かれており振る舞いの甘酒を御馳走になって来た。