連休初日、混むのを覚悟していたが、思ったほどの渋滞にならず2時前には八ヶ岳山麓の小屋に到着した。一週間ぶりの山、日毎に春らしい姿に衣替えして心も浮き浮きとしてくる。庭の山野草等の世話は別として、この期間は家族サービスが優先するので、しばらくはおとなしく過ごさねばならない。

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シラネアオイ(白根葵・キンポウゲ科)が咲いた。日本固有の一属一種の植物、薄紫色の花は山の花らしい。

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シラネアオイは、紫色の萼花弁が4枚ある大きな花。

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こちらのシラネアオイは芽出したばかり、日当たりの悪い北側に植えてあるので成長が遅いのは当然。株分けし半分を南に移植したのは、枯れるなどの対策として保険を掛けたようなものだが、今は双方とも元気だ。

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黄花のイカリソウ。白馬生まれ、我が家の庭に長らく住みついて良い花を見せてくれる。

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こちらは地のイカリソウ、咲きだしたばかりだ。

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我が小屋のシンボルツリーに育ってきたミツバツツジ。今日(27日)立ち寄って来た富士山麓「道の駅なるさわ」ではこのミツバツツジ祭りが開かれており、満開のフジザクラと薄紫のツツジのコントラストが、沿道を春らしく染め上げていた。

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サンカヨウ(山荷葉)が芽を出してきた。みのを纏った人の立ち姿のような不思議な形、蕾を載せてこれから開く葉の姿は面白い。葉は蕗のように大きく、花はそれに比べるといかにも小さい。サンカヨウの周りにシロバナエンレイソウの子供らが沢山芽を出している、三つ葉になったが花を付けるのは2~3年先になりそう。