今日(5日)の八ヶ岳山麓は今年三度目の大雪に見舞われている。列島は南岸と日本海側に出来た二つの低気圧に挟まれ荒れ模様、これから風も強くなり寒気がどっと入って寒くなるとのこと。山梨の山間部に出されていた大雪警報は昼前には解除され、午後の3時過ぎには雪降りも弱くなってきた。今回の雪は水分の多い春の雪、アメダスによると大泉町の最低気温は-0.8℃、最高は0.7℃と高い気温。午前中は木々の枝に積もっていた雪も、いつの間にか落ちてしまった。

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昨日(4日)、県営牧場まで散歩の足を伸ばしてみた。スノーシューで散策の足跡もあったが、この日は長靴で歩けるほど雪も少なくなり陽だまりなら潜ることは無い。牧草地の一部には地肌も見え、縦横に鹿の足跡が伸びている。背景の山は、左に南アルプスの鳳凰三山、右に甲斐駒ケ岳。

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雪の消えた牧草地には草が芽を吹いているのだろう、鹿が何やら食んでいる。100㍍以上離れているが、何頭かの鹿は頭を上げ警戒は怠りない。コンテジしか持たないので、もう少し接近をと試みたが逃げられてしまった。鉄条網で低い柵が張られているが、鹿にとっては飛び越えるのは簡単なのだろう。一昨年あたりから、県営牧場の柵が高いものに作り変えられ、鹿の侵入が出来ないものになり出した。牧草の収量が桁外れに多くなったと聞く、鹿の生育・繁殖に牧場が手助けする必要はない。

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フクジュソウが雪の下で芽を伸ばしていた。雪が20㌢程残っているあたりを、適当にスコップで雪をどけていたら、福寿草の芽に軽くだが当たってしまった。横浜に帰る前に花を見たいと雪を除けたのに、また新雪に閉じ込められまた冬眠に。

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今日の積雪は25㌢程、前回のような1㍍を越える積雪にならなかったことは何よりだ、やっと消えてきた屋根に雪がまた積もってしまった。前回は車が雪に埋まって、モンスターのようになって締まったが今回は顔が見える、止んだら早めに除雪しなければ。知人の葬儀があるので、明日は横浜に戻る予定。寒さは戻ってくるらしいが、天気は回復するとのこと、通行止めが無いことを祈っている。