八ヶ岳山麓に昨日(8日)、戻って来た。20日に横浜に帰ってからなので、半月ぶりの山だが雪はなく思ったより暖かい。今朝の大泉町、最低気温は-3.9℃、最高は7.2℃と平年並みだが、明日は雨か湿った雪との予報、その後は本格的な寒気の南下で寒さが続くとのこと。車はすでにスノータイヤを履いたので、今日は小屋にあるスキーキャリアを車上に取り付ける。富士見パノラマも一部オープンしたので、天然の雪が積もれば初滑りと山を眺めに行く準備は整った。

中央道の長坂ICを下りて山へ、向かう八ヶ岳には赤岳に雪が少し付いているだけ、8日14時頃に撮ったもの。

中央道のガードを潜ったところで八ヶ岳を撮る。振り返ると、富士山が頭を雲の上に出していた。

留守にした半月の間に、晩秋から冬枯れの林へ。葉を落とした木々は淋しいが、お陰で南アルプスの山並みがシルエットとなり小屋からも、浮かび見えるようになった。朝日を受けて輝く北岳(左)や甲斐駒(右)などの頂きも、木の間越しだが望めるようになる。

甲州百匁柿を吊るしたのが11日、もうすぐ一カ月になる。到着してすぐ、柿揉み。干して表面が乾いたら「アンマ」?指で柿を揉み中の芯を切ることで、よく乾き柔らかになると。数が少ないので、丁寧に中心の固い部分を揉みほぐした。

翌日に柿を見ると、柔らかそうな色になっている。枯露柿までにはさらに半月、吊るし干しと平干しを続けなければならない。少しだが作って見ると、美味いものには手間がかかること、出来上がるまでの生産者の苦労が良く分かる。