季節外れの強い冬将軍の襲来、12月中・下旬頃の寒さで列島はブルブル震えあがっている。明日になればこの寒気も抜け、平年並みの気温に戻るとの予報。大泉町も連日の氷点下、今朝は少し緩んだがアメダスによると最低は-0.5℃、最高は8.8℃と山はやはり寒い。

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雪の付いた八ヶ岳を撮りに入笠山へ。マイカーの交通規制も4日で終了、月半ば冬の通行止めの隙を狙って登って来た。マナスル山荘がある登山口から山頂までは40分、登山靴を玄関に忘れてスニーカーでの登山。11日の初雪は3㌢と少なくその翌日とあって、無事に山頂へ往復することが出来た。山頂から望む八ヶ岳は雲が懸かり、頂きを望むことは叶わなかった。

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カラマツの紅葉が盛りの入笠山の山腹、遠くに見える中央の山は蓼科山、右に連なるのは北八ッの北横岳から縞枯山、西天狗などへと続く稜線。

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富士見町・立沢大橋下から望む信州側の八ヶ岳。山麓はカラマツの紅葉が盛り、山は雪の白と二段紅葉。右端に編笠山が、中央には西岳も頂きを覗かせてくれた。左端の雪山は阿弥陀岳、右には権現岳も雪を纏って顔を覗かせてくれた。帰路の15時半ごろに撮る。

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カラマツも大分葉を落とした。標高1000㍍近くではまだ半分ほどが残り、最後の輝きを見せている。

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入笠山からの帰路、サルオガセを纏ったカラマツが残照に浮かんでいるのを見つけた。多くは針葉樹に付着して垂れ下がっており、空気中の水蒸気を吸って生きている不思議な生物、外観はとろろ昆布にも似ており、暗い山の中で出会うと何やら恐ろしい。

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山頂の看板と背後に八ヶ岳、寒い山頂は一人占めだった。

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登山道両脇の笹についた雪、気温が低いので午後になっても消えなかった。雪道には10㌢程に伸びた霜柱も残っていた。

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入笠山の山麓に広がる富士見パノラマスキー場、山頂駅から下へと、もう雪作りが始まっている。入笠山は写真の中央、八ヶ岳の山麓・立沢大橋近くから往きの11時頃に撮ったもの。

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八ヶ岳高原ライン、小荒間信号近くの県立八ヶ岳牧場の牧草地に、放牧されていた牛が戻って来た。標高の高いところから寒さと共に下へ、もうすぐ飼い主に引き取られていく。
南アルプスの甲斐駒や北岳のビューポイント、駐車スペースが作られているので山が見えるとつい立ち寄ってしまう。