日曜日から横浜に来ている、そして週末には八ヶ岳へ帰る予定。行くあても無いので、夏日となった街中ウオッチングから近くの円海山まで足を伸ばす。新緑の濃くなった鎌倉へ続く遊歩道の入り口には、いくつもの生花が手向けられていた。最近のニュースでも報じられていた悲しい事件の現場は、ハイキングコースのすぐそば。幼児の虐待などは、行政のもう一歩の踏み込みや周りの見守りで防ぐことも出来るだろうに、これで先進国とは、ああ・・・情けない。

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♪夏は来ぬ 「卯(う)の花の匂う垣根に 時鳥(ほととぎす)早も来鳴きて 忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ」花歌が自然と出る花。空木(うつぎ・ユキノシタ科の落葉低木)よりも別名のウノハナが知られているが、豆腐のオカラも同じ呼び名は面白い、今が近郊で花盛りだ。
 
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ハコネウツギ、同じ空木でもこちらはスイカズラ科、花色が白からピンク、赤になっていく。円海山周辺の雑木林ばかりでなく、庭木としても植えられている。

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クワの実。食べごろは赤黒くなったもの、熟した実は触れば直ぐに落ちる。これは山桑、小鳥が種を運び山野ばかりでなく庭でも芽生えてくる。

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ハルジオン(春紫苑)、野草といっても元は観賞用として渡来したもの、撮りかたによっては良い花の片鱗もうかがえる。

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トキワツユクサ(常磐露草)、道端で咲いているのと久しぶりに出会った。

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スイカズラ(吸蔓)、花の色が白から黄色に変わるので、別名は金銀花とも呼ばれている。

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ニワセキショウ(庭石菖)、植えたわけでもないのに、自宅の坪庭で毎年小さな花を見せてくれる。花の色は、赤系や青系などと何種類かがあるようだ。

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モモイロヒルザキツキミソウ(桃色昼咲き月見草)、街路樹の根元やガードレールのあるアスハルトの僅かな隙間、そこから生えている根性花。長い名前だ、花びらがモモイロなので、ただのヒルザキツキミソウ(白花)とは違うと思うのだが、同定に自信は無い。

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アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)、これも観賞用として渡来したものが野生化した。最近、道端や空地でこの花を見かけるようになった。今日アップしたモモイロヒルザキ・・・やトキワツユクサ、ハルジオン等など外来種が近郊で蔓延っており、これらも含め山間部などの聖域へも拡大する勢いだ。