北海道などでは吹雪いているのに、甲府などでは夏日になったとのこと、5月下旬頃の気温だそうです。NHKのラジオから流れる司会の鎌田・坪郷アナの軽妙なやり取りを、ながら族で聞き流していると、今日は文芸選評。俳句のお題は「イヌフグリ」のようで、入選の句などが詠まれていました。そういわれると、今年はまだイヌフグリを見ていない事を思い出した次第。買い物で山から下りるついでに、帰路は田圃道に車を停め探したら咲いていました「オオイヌノフグリ」です。

オオイヌノフグリです。
「根ざす地の温(ぬく)みを感じ いちはやく空いろ花咲けり みちばた日なたに」・・・自然のまなざしが優しかった歌人・木下利玄の作です。

コバルトブルーの星を散りばめたような小さな花、言われなければ咲いているのさえ見過ごしてしまいます。オオイヌフグリの側で、名前の知らない花も負けじと咲いています。

八ヶ岳をバックにと探した末の一輪、コンテジですから這いつくばって撮ってもこんなものです。

今日の大泉町、イヌフグリを撮った地点からの八ヶ岳。雪も大分少なくなったように感じます。

フクジュソウ、昨日撮った時は一輪だけでしたが今日は五輪。花びらをそり返し光り輝き、虫を呼んでいるようです。