日本列島のアメダス実況画面を見ると、今日(8日)は赤や茶に覆われて異常な気温上昇になっているのが分かります。小屋の周りに残っていた雪も急速に解け、今は日当たりの悪い北側や除雪で積み上げたところに残るのみです。大泉町も今朝の最低気温はプラスに転じて3.1℃、最高気温は15.2℃と暖かい。平地のように20℃を越えるまでには至りませんが、ここ数日は4月上・中旬並みの気温が続いています。寒い日続きでのんびりしていましたが、昨日から庭にたまった落ち葉をさらい、腐葉土を撒いて草花たちの芽出しに備える作業を始めたところです。

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お待たせしましたフクジュソウの開花です。雪の重しが取れて3日目、雪の下でも花芽を伸ばしていたのです。花の色は黄金色ではなく、少し緑がかっています。閉じたり開いたりするパラボラアンテナのようなこの花、気温が上がってくると本来の輝きになってきます。

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雪が消えるとその下からはスイセンの芽出し、啓蟄を過ぎ虫も這い出すようですから球根たちも負けてはいられません。しかし、表土は緩んできましたが、5㌢下はまだ凍土です。

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マツムシソウの根生葉、霜にあたったち縮みホウレンソウのような葉です。雪の下で越冬し、夏に花を咲かせ種を付けるまでが一生、越年草です。

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ムスカリも雪の下から生還しました。まだ重しが取れたばかりでぐったりしていますが、暖かい日が続けば葉もピーンとしてくるでしょう。