冬型の気圧配置がようやく緩み、移動性の高気圧が列島を覆い、各地で穏やかな日本晴れとなりました。ここ大泉町の最低気温は-3.3℃、最高は5.6℃でした。寒い中で山に来たのは雪遊びが目的、寒風も今日はお休みのようですから初滑りしてきました。

サンメドウズ清里スキー場、昔は大泉・清里スキー場という名前で呼ばれたスキー場なのですが、大泉の名前が消えて今はカタカナの名前。いつもなら中央道に近いので、都心からの日帰りスキーヤーで賑わうのですが、笹子トンネルの事故でゲレンデは閑古鳥が鳴いています。駐車場に停まっていた車の数は、10時頃でしたが30台にも満たない寂しさ、滑っている人の姿が見えません。地元の元気なシニアの皆さんが滑っていましたが、シーズン券なので毎日来ているのか、昼には帰ってしまいます。

八ヶ岳の主峰・赤岳がウルトラマリンブルーの空に岩峰を突き上げています。山頂小屋や少し下った赤岳展望荘が肉眼でも望める近さにあります。日が傾いて(14:02分)、山襞が現れてきました。

パノラマリフトの山頂駅(標高1900㍍)から少し登った展望台からの眺め。富士山の手前に広がる甲府盆地は、気温が上がったのでしょう靄ってきました。オープンしてすぐこのリフトが動き、Aコースが滑れるのは珍しい。インターネットで緩斜面だけでなく上から滑れるとあってやって来ましたが、見ている人がいない中では、ゲレンデいっぱいを自由に滑れるのはいいのですが、拍子抜けです。

スキー場に向かう途中、八ヶ岳高原大橋を通過し坂を登り切った道端に車を停め、八ヶ岳を撮りました(10:20分)いつも撮る駐車場よりだいぶ登っているので、右端の横岳がはっきり望めます。

甲斐小泉駅上からの南アルプス、左に鳳凰三山、中央に北岳、そして甲斐駒ヶ岳。ここに来ると毎度、定点撮影(9:58分)してしまいます。