大型で猛烈な台風16号が沖縄の南海上を北上しています。そのためか、アメダスを見ると日本列島はどこもオレンジ色に染まり、気温が上がっているのが分かります。今日(15日)の大泉町、最低気温は16.9℃、最高は27.6℃と、普段の秋らしい気温になってきた、相変わらずに雲の多い一日でした。

イメージ 1
マツムシソウにクジャクチョウ、連写にする暇もありませんので、今日はこのショットで諦めました。飯盛山のマツムシソウです。ここは近いので、コンビニでおにぎりとお茶を買い、普段の服装・スニーカーで登ってきました、今月は2回ですが良い空に出会えません。山頂までは、写真を撮りながら一時間もあれば十分です。

イメージ 2
飯盛山(1643㍍)は老若男女のトレッキングには最適な山、ということで遠くから遠征される方もいます。八ケ岳や南アルプスなど360度の展望と高山植物の多い山としても知られています。何処から来たのでしょうか、この日は小学生らの元気な声が頂きから聞こえていました。右奥の山は茅ヶ岳です。

イメージ 3
飯盛山の登山口・駐車場のある平沢峠近くに残っていたマツムシソウ。名前の由来ともなった頭花(実)が、目立つようになってきました。

イメージ 4
今日一番に綺麗だったマツムシソウ。多年草ではありません、越年草です。二年目になって花を付けると、種を落とし世代交代します。

イメージ 5
ワレモコウが良い色付きです。すぎもとまさとさんが唄ってから、この花は一躍有名になりました。

イメージ 6
サラシナショウマです。登山道から10㍍ほど下の笹の中、白いブラシのような花を見せていたので、藪をかき分けて近くで撮りました。

イメージ 7
ヤマラッキョウです。細く長い花茎に、かんざし状のピンクの花が可愛い。

イメージ 8
アキノキリンソウ、秋の山野を黄金色に染め上げてくれます。

イメージ 9
オヤマボクチです。和名での雄山火口とは、葉の綿毛を集めて火打ち石で出した火花を移しとるのに用いたことから、この名になったとのこと。花が大きいので、草原では目立ちます。

イメージ 10
登山道の梢を見上げると、マユミが少し色付いていました。良く見ると、ツルウメモドキの実も混ざっています。

イメージ 11
ツルウメモドキ、晩秋を待ちきれない、一つの実が割れ赤い中身をちらりと見せてくれました。