5日、二週間ぶりに猛暑の横浜から山に戻ってきました。昨日は雷雲が出て不安定な天候、気温も低く朝晩は長袖を着こんで過ごしましたが、今日は上空の寒気も去って、夏空が戻ってきたようです。大泉町の気温、アメダスによると最低は18.4℃、最高は昨日より3℃上がって30.0℃と真夏日。1150㍍の小屋は昨日の雨で熱が奪われたのか、テラスの寒暖計は25℃を切っています。

フシグロセンノウ、今盛りと咲いています。他の草にも負けないで、日が差さない木陰でも育ち、色も目立つ存在です。

キオンです。オミナエシが咲きだす少し前、同じような黄花で庭を明るく染め上げてくれました。茎の高さは1㍍近くあり、草原ではススキなどに負けない花丈になります。

マツムシソウが咲いています。日当たりのよい山野では二年で咲くそうですが、庭では日差しが弱いので、咲くまで3~4年もかかってしまいます。

ヤマユリ。細い茎に大きな花をいくつも付けたので、添え木なしでは倒れてしまいます。直ぐ近くのヤマユリは、花芽が上がり新しい球根が充実した時、イノシシに球根を食われてしまいました。新球根のないユリ、植え直して花が一つだけ咲きましたが、来年芽を出すことは叶いません。

シラヤマギクが咲きだしました。

ギボウシです。オオバのギボウシは鹿のごちそうになりましたが、こちらは葉が小さいので助かっています。

キキョウ、園芸種のキキョウは花丈も20㌢程と詰まっていますが、自然のものは伸び伸びで、トンボの格好のお休み場所となっています。

タカネナデシコだと思うのですが、よくは分かりません。標高の高いところで育っていたので、タカネらしいというだけのこと、花は5㌢程と大きい。色の濃さは標高とか日照に左右されるので、これまた判断に戸惑います。

ユウスゲが咲きました。日が落ち夕闇が迫る頃に、レモンイエローの花がやっと大きく開いてくれました、朝までの短い命です。

アジサイ・アナベル。挿し木して3年目、今年は2個の花が咲きました。来年は株も大きくなって、沢山の花を期待しています。