昨日から今日(10日)と、梅雨明けを思わせるような良い天気が続いています。しかし、この好天は長続きしません。明日からは下り坂、梅雨空が戻ってくるとの予報です。長野県北部の今日の地震、震度5弱の後に何度も余震らしきものがあって不安です。ナマズならぬマグマが列島の下で隙を窺っているようですから、備えを怠ってはなりません。出掛ける当てもないので、今回は庭の花を撮りました。

ヤマアジサイの季節が到来、咲きだしました。これから夏の暑い盛りまで、楽しませてくれそうです。

カラマツソウ(キンポウゲ科の多年草)、カラマツの葉を思わせる白い糸状の花が、球形に枝先に付いて咲いています。庭にあるので栄養過多なのでしょうか、茎の高さは150㌢を越えました。高原の夏に欠かせない花の一つです。

トモエソウ(オトギリソウ科の多年草)、花びらがよじれ巴状になる形が特徴的な花です。

ニッコウキスゲ、山採りした種から育ち、何株かが育っていたのです。半月ほど前、鹿に花芽を食われてしまいましたが、幸いにもこのキスゲは食害を免れました。

タマガワホトトギス。秋に咲くホトトギスは紫色系が多い中で、夏咲きで黄色のホトトギスは少数派。去年、植え替えが遅れ根詰まりし弱々しいポット苗を安いので買い、地に下ろしたのが元気に咲いてくれました。

ヤマアジサイ、ガクの色は鮮やかなブルー。植えて三年目で樹高は20㌢にも満たない小さな株、他の草たちに日照を奪われてなかなか大きくなれません。

シモツケ、シモツケソウに似た花ですが、こちらは草ではなくバラ科の落葉低木。近縁の園芸品種なのでしょうか、公園や街路などにも植えられています。

ウツボグサ、シソ科の多年草。匍匐枝を四方に伸ばし、増えすぎ間引かれている山野草です。

ヤエドクダミ、ピラミッドのように盛り上がった、八重の花が面白いので庭に植えました。こちらの根の張り具合・生命力は、普通のドクダミと同じように強い。

イブキジャコウソウが満開になりました。茎は細く地面を這い他の草たちに負けず生育地を拡大、全体に芳香があるのは触ると分かります。日当たりのよい高山帯でも見られ、八ヶ岳の稜線などでも咲いています。