今日から7月、関東甲信は久しぶりの雨降りです。今日の大泉町の最低気温はアメダスによると17.9℃、最高は18.9℃と肌寒い一日です。梅雨前線は一時消えていましたが、太平洋沿岸から北陸、日本海へと押し上げられているようです。南からの暖気も入ってくることから、じめじめした梅雨らしい天候が戻って来たようです。

オニシモツケが庭で咲き始めました。細かい花を沢山付け湿原などでは背も高くなって群生します、シモツケより大型なのでこの名になったようです。

ハクサンフウロが庭で咲きました。元気に枝を伸ばすタチフウロや赤花のアサマフウロと同じフウロソウ科ですが、こちらは枝も花も弱々しいのが愛おしい。

こちらは西洋のフウロソウ・ゲラニウム、花の期間が長いのも嬉しい。葉の紅葉も見逃せません、丈夫で庭一番の長寿を誇っていますが、攻めてきたニリンソウと、狭い生育地のせめぎ合いをしています。

イブキトラノオが花を見せてくれました。数日前、知人夫妻と近くの飯盛山に登ったとき見つけたもの。

ニッコウキスゲが日当たりのよい斜面で咲いていました。花の多い飯盛山ですが今はまだポッポッ、鹿の食害が無いようですから、これからが楽しみです。

オオユキザサが飯盛山への登山道脇で咲いていました、ユリ科の多年草。葉巻のような新芽は、食べると美味いと。庭に一株あるのですが、新芽がまだ5~6本では食べられません。

ヤグルマソウを上と同じ登山道で見つけました。こちらはユキノシタ科の多年草、大きな5小葉を放射状に広げています。

グンナイフウロ、白花です。八島湿原を周回する木道脇に沢山咲いていました。

こちらのグンナイフウロは青紫色の花、飯盛山への尾根筋で出会いました、背の低い笹の中で咲いています。条件の悪い中でも種を繋ぐ自然界の生命力に、感心しました。