今朝も寒かった、注意報が出ていましたが霜は下りませんでした。大泉町の最低気温は2.2℃、昼間は気温も上がって21.3℃とようやく五月らしい陽気。異常気象は当たり前となって、竜巻や大雨、低温なども異常なことではなく、当たり前になったのがこの頃の気候といえます。

オキナグサです、自生地で咲いていました。久しぶりの爽やかさに誘われ、天女山から天の河原(標高1620㍍)まで登ってきました。今年は寒いのでまだかと思っていましたが、砂礫地は輻射熱で地温が上がるのでしょう、開花していたのです。保護している方々のお陰で、この自生地は何とか守られているようですが。株は少なくなっています。近くに寄れないし、コンテジですからこんな画しか撮れませんでした。

キジムシロ、小屋の木桶の中で満開です。同じような花のミツバツチグリやヘビイチゴなどとは違って、花の数の多さや、葉の付き方が違うので、春早く鉢上げしてみました。野の草花と言ったらそれまでですが、名前の通りムシロを広げた様に四方に花茎を伸ばし、輝いています。この桶には二株が入っています。

ハルリンドウ、天の河原から権現岳への尾根道を辿っていて、枯れ草の中で見つけました。この花は、日差しが消えると花を閉じてしまいます。

天の河原は東と南の斜面が開けており、富士山や南アルプスの自然の展望台です。

今日(13日)は登山の予定で登って来たのではありません、ぶらぶらの腹減らしと足慣らし、タラの芽でも採れたらと、1800㍍程まで登ってきました。この辺りではカラマツは芽吹いたばかり、南アルプスの山を撮って戻りました。左から鳳凰三山、中央に北岳、右にアサヨ峰、そして右端に甲斐駒ヶ岳。甲斐駒の右後ろに白い頭が仙丈ヶ岳です。

富士山も良く見えています。1800㍍近い尾根筋からの眺め、左手前の山は茅ヶ岳。

同じ富士山です。昨日の午後遅く町に買い物に出かけ、中央道の長坂IC近くから撮ったもの。

山から下りてくると、八ヶ岳の姿を望む事ができます。昨日(12日)の買い物の帰りに撮ったもの、南東斜面は雪も大分消えました。田植えはまだですが、水が入った田が目立つようになりました。