5月としては記録的な大雨、一カ月分以上の降雨だという。五月の爽やかな青空が早く戻って来ないと、連休が終わってしまいます。1日から2日にかけて、白馬へ春の里山歩きに遠征してきました。天候が思わしくないのは分かっていましたが、温泉に入ってのんびりしたいというカミサンらの希望ですから、雨でも行くしかありません。

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栂池に近い落倉自然園、水芭蕉が見頃です。翌日の天気が心配なので、3時過ぎていましたが立ち寄ってみました。寒さの残る園内には雪も少しあり、ザゼンソウが何株か顔を出していました。

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姫川源流のフクジュソウ、今年は寒かったこともあって、ここでは今が盛期のようです。帰路の2日に寄りましたが、雨に降られずに周回出来たのはなにより。ようやく草木も芽吹きだし、春の匂いが感じられたひと時でした。

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四十九院のコブシを見るために、姫川に向かう途中で寄り道しました。白馬の山は、三山はこの日も雲の中、八方尾根は良く見えていました。兎平から上ではまだ滑れます。

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今年のコブシは元気がありません、花の数が例年の一割ほどと淋しい。地元の世話をしている方達、さぞやがっかりしていることでしょう。

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姫川源流の湿原、日当たりも悪い林間のこんな場所でフクジュソウやキクザキイチゲが群生しているのが不思議です。

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キクザキイチゲ、ここには白花と薄青花が咲いています。

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切久保の撤然桜、白馬から岩岳・栂池に向かう途中の枝垂れ桜が満開でした。

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小川村から鬼無里に向かう途中の、アルプス展望広場からの眺め。晴れていれば北アルプスの山並がパノラマで眺められるのでしたが、まあ雨が降らないだけでも、良しです。

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鬼無里から白馬へ、トンネルを出たここから一気に下ります。前面に広がるのは白馬三山などの山並ですが、頂きの雲も取れないので雪形を望む事も叶いません。正面は白馬五竜、八方尾根は右に伸びています。