今日は穏やかに晴れ上がり、雲一つありません。午後から雪降りとなって、一面の銀世界を作った昨日の天気が嘘のようです。今朝は冷えました、残った雪はガリガリに凍っています。アメダスによると麓の大泉町では最低気温が-3.9℃、最高は桜も咲く15℃とのこと。雪山を歩きたい遠方からの友を小淵沢駅に出迎え、入笠山に向かいました。この日のように全国的に晴れた良い天気はめったに有りません、彼はなんともラッキーな訪問者でした。

入笠山頂から俯瞰(ふかん)した八ヶ岳連峰。長野県側から眺めた山を、信州八ヶ岳などと言っているのを聞いたことがあります。東側の山梨から見た山の形とは違いがあるのは確かです。しかし、どちらから見ても見飽きない山に間違いありません。写真に写る眼下の町や田畑は、左側が原村、中央から右が富士見町。長野県は平成の大合併に逆らったのか、地図を見ると村が多く残っているのが嬉しい。
写真右下+印をクリックすると大きな画面で見られます

北アルプスの白い屏風が長く連なっています。手前の穂高から右奥の白馬三山まではっきりと指呼出来ます。諏訪湖が右中央に見えています。

中央アルプスは目の前、伊那谷を挟んでいますがここからは近い山。右には千畳敷カールや木曽駒ヶ岳、空木岳などの百名山が連なっています。

ピラミダルな甲斐駒ヶ岳や右端の仙丈ヶ岳。南アルプスの山は、同じ山並の端から眺めるので、残念ながら良い絵にはなりません。

入笠山(1955㍍)の山頂は日当たりが良い、昨日の雪が少し残るだけ。登山ルートの雪はたっぷりあって、友は初めてのスノーシューを楽しんでくれたようです。