台風6号の接近で、八ヶ岳山麓も昨日から断続的に強い雨が降っています。庭の花たちは雨にたたかれ、頭を垂れていますが恵みの雨。夏本番を迎える前にたっぷり降ったので、これで暫くは水撒きからも解放されそうです。雨が降りそうになってきた18日の昼のニュースで、富士見町・井戸尻史跡公園の大賀蓮が咲いていると知り出掛けてみました。

大賀蓮(おおがはす)。千葉県の検見川遺跡で発見された約3000~2000年前のものと考えられる蓮の種を、大賀一郎博士が発芽・開花させたことから、この名前が付けられたとのこと、見頃になっていました。

蓮の花は四日で散ってしまいます。開花を観賞するには午前中が良く、午後になると花は閉じてしまうようです。写真の花は、開花して二日目の花のようです。

このような蓮の花、撮ったのは初めてですが、桃のような優しい色合いに感心しました。

埼玉古代蓮です。大賀蓮とは少し離れた蓮田で、これから花期を迎えようとしていました。こちらの蓮は、埼玉県行田市で発見された約3000~1400年前の古代蓮。写真のは開花一日目なのでしょう、撮ったのが2時頃でしたので、少し開いていたのがもう閉じていました。

庭のタチフウロです。自分では立ちあがれないほど枝を伸ばし、他の草花に寄り添って立ちあがり咲きます。

シモツケソウが咲きだしました。夏の高原には欠かせない花の一つです。背丈の低い花木のシモツケと花の形が似ているので、間違えやすいようです。シモツケソウの葉は、カエデの葉のような形、シモツケは欅のような葉の形です。

キオン、茎の高さが1㍍近くなるキク科の多年草。こちらも夏の高原に欠かせない花、庭で咲きだしました。