今日は夏至、梅雨前線はどうしたことでしょう、消えてしまい梅雨が明けたような青空。太平洋の夏の高気圧が一気に張り出し東海から東日本にかけては、各地で30℃を越える真夏日、つかの間の夏の訪れです。この晴れは、残念ながら長続きはしないようで、明日は不安定で大雨のところもあり、来週には梅雨空が戻ってくるとの予報が出ています。

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ミヤマザクラ(深山桜・バラ科サクラ属)です、近くの山縁で咲いていました。サクラと名前の付くなかでは、一番遅く花だと思います。

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コマクサ(夕映え)が咲きました。花の色は前から咲いていた左のコマクサに比べが赤が濃い、5月の初め、白馬の山野草店で買ったもの。花芽がない安い苗株なので、今年花はこないと思っていましたが、咲いてくれました。50×30㌢ほどの小さなスペース、コマクサ用に作った砂礫地に植えています。先日登った八ヶ岳・硫黄岳周辺のコマクサ開花は、まだ先で梅雨明け頃になるでしょう。

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ハルジオン(春紫苑)がまだ残っています。平地などでは春先に咲くのですが、梅雨時になったというのに、山では綺麗なピンク色、野の花らしくない咲きようです。元は渡来した園芸種、面影を残しています。

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チシマタンポポ、名前から千島特産のタンポポと思っていましたが、原産地はヨーロッパや北極海沿岸?とか、全体に白い毛が生えています。昨年の今頃に訪れた、利尻島や稚内のちょっとした草地でも咲いていました。

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ウズラバタンポポです。葉の模様が鶉の卵のような斑が入っていることから、この名が付けられたようです。このタンポポも頂きもの、チシマタンポポと同じように這った茎に子株が芽を出し増えています。

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ニガナ、小屋の周りの空き地で咲いています。これもタンポポと同じキク科の多年草です。

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ジシバリ、キク科の多年草。細長い茎が地を這って根を下ろし増えます。

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ギョウジャニンニクの花。同じネギ科のニラも同じような形の花を付けます。