久しぶりに本降りの雨、育ち盛りの花たちにとっては恵みの雨。アメダスの観測によると関東各地は赤く染まり、12時には夏日になっています。大泉町の最低気温14.4℃、最高は23℃との予報が出ています。この暑さは今日まで、明日から気温は急降下するとか、年寄りにとつては薄着しての油断は禁物のようです。雨のおかげで、一日中ラジオが聴けるのは嬉しい。「とんがり帽子」が流れてきました、昭和20年代当時の風景が蘇り、またも涙腺が緩んでしまいました。

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シラネアオイが咲き始めました、昨年より一週間遅い。今朝(10日)起きて直ぐ、雨の降りだす前に撮ったもの。周りには、エンレイソウの子供たちも元気に育っています。

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イワカガミが咲きました。冬はたっぷりの落葉を掛け、乾燥を防ぎました。しかし古葉はほとんど枯れ心配しましたが、艶のある新葉を元気に伸ばし一安心です。

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キジムシロです。小さな座布団一枚ぐらいの広がりになるのですが、この株はまだそこまでは育っていません。鹿の食害から守れたので、今年は花を見ることが出来ました、ツチグリなどと同じような花です。

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見上げると、小屋裏のヤマザクラが満開になっていました。いつの間にか、カラマツの新緑が眩しい季節到来です。ヤマザクラが咲くころは、雑木も芽出しの時季、山が柔らかな色に染まっていきます。

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ミツバオウレンです。イワカガミの中で葉も無いのに、ピュッと花茎を伸ばし咲いています。地下茎を伸ばし、住み場所はどこが良いか選んでいます。八ヶ岳にはこの花の名をとったのか、オウレン小屋があります。

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サンカヨウです。太いアスパラのような花茎は50㌢ほどに伸びています、葉も大きく広がってきたので、あと数日で花を見ることが出来そう。

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ニホンサクラソウが庭で咲きました。長い冬眠から目覚め、春を謳歌しているようです。各地でシバザクラが話題になっていますが、こちらのニホンサクラソウは地味な花です。

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エンレイソウ、我が家のは白花です。サンカヨウやシラネアオイと深山仲間ですから、夏の直射日光には弱い、寒冷紗を用意しています。

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コマクサが花芽を膨らませてきました、週末には花が見られそうです。