今日は朝から曇りです、夕方から明日にかけて、雨降りの予報がでています。高速道路休日1000円も6月までとか、明日横浜へ帰る予定でしたが、大雨の中は走りたくないので日曜日に変更、一人ですからそこは自由気侭です。一昨日(20日)、買い物に出たついでに今年最後の花見をしてきました。

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北杜市の桜の名所では、すでに葉桜になったところも出てきました。北杜市の桜のフィナーレを飾るのは谷戸城跡、大泉町の中心から歩いて10分圏内、私の小屋からも近い所にあります。里で終わったサクラがここでは今が見頃、クラブツーなんとか云う観光バスもやってきていました。お客さんの話では、サクラを巡るミステリーツアーで、神田の大イトザクラに寄って来たとのこと。谷戸城跡からのサクラとして、北杜市のパンフにも使われている写真は、城跡に登りだしてすぐのこの写真と同じ場所から撮ったもの。樹齢100年は優に超える桜の古木、花の赤みが強いのでソメイヨシノではなくエドヒガンザクラ系と思われます。

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谷戸城跡の南斜面からは、富士山を望むことが出来ます。急な土塁の途中からでないと、サクラとのツーショットは叶いません。もちろん、ここから富士山が眺められることを知っているのは、地元の限られた方だけかもしれません。観光の皆さんは、このポイントまでは案内されていないようです。

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城跡の上から満開のサクラを見下ろし、八ヶ岳を撮りました。左に編笠山、中央には権現岳、右には主峰の赤岳が天を衝きあげています。観光客の皆さんらは、ここからの眺めに歓声を上げ、盛んに記念の写真を撮りあっていました。

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サクラ満開の古木、見上げる首の痛さを忘れさせる枝ぶりです。

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南アルプスの鳳凰三山、天を衝く地蔵岳のオベリスク、背後には頭をのぞかせる北岳も。

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ここで甲斐駒ヶ岳を忘れてしまってはごめんなさいです。しかし、城跡からは木々が邪魔をしてこの写真が精一杯です。もちろん、城跡を出て平地に戻れば、甲斐駒は何処からも眺められます。

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フジザクラ、日当たりの良い小屋近くで咲き始めました。木立のなか、下向きに花を咲かせます。このサクラの木は大きくなりません。このサクラが終わる頃にヤマザクラが咲き、新緑の季節を迎えます。