神田の大イトザクラが見頃になったようなので、良い天気にも誘われ出掛けてきました。今日の大泉町の気温は最低が氷点下1.1℃、最高は17.8℃と平年並みとのこと、昨日は22℃まで上がって5月の陽気でしたから、大きな気温差です。日曜日とあって混んでいるかと思っていましたが、観光客が減っているのでしょうか、空いていました。

神田の大イトザクラは樹齢400年、風雪に耐えて今日まで生きてきました。田圃の中の一本桜を風から守るために、ネットが張られています。写真を撮るにネットは邪魔ですが桜のため、致し方ないようです。

この写真は、西側から見た桜の全景です。

スイセンと甲斐駒、そして桜が満開とあれば申し分ないのですが、今日は何かの撮影なのでしょうか、大がかりな機材が持ち込まれ、クレーンがお構いなしに伸びたりと、なんとも傍若無人な振る舞いが続く。一般の観光客らに迷惑をかけている、といった少しの気遣いぐらいは見せて欲しかったものです。

手前のシダレザクラは大イトザクラの子桜なのでしょうか、近くの畔に植えられていました。神田の大イトザクラの背後には、いつも見慣れた甲斐駒ヶ岳。

クレーン上のカメラが、桜の花を狙ってせり上がって行きます。高いアングルからの桜は、見上げるのとは違った美しさがあるかもしれません。

満開のこのシダレ桜もまだ子桜、どこからでも顔をのぞかせるのが甲斐駒。

北国にも、コブシの咲く季節がやってきました。山の色が少し赤みが出てきています、芽が動き出したからのようです。