澄み渡る空、吸い込まれるような濃い青と白一色の山、冬山の醍醐味が手軽に味わえるのが入笠山(1955㍍)。夏は高山植物の咲く入笠湿原も楽しめますが、周りの山を眺めるために登るのなら冬が一番、360度の展望は見飽きることがありません、余計な解説も無用です。

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山頂から望む信州・八ヶ岳の冬の姿。山梨側から望む八ヶ岳とは一味違う山容、眼下の富士見町や原村の田畑も雪が付いて冬らしい姿です。写真の右下+をクリック大きな画面でご覧下さい

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伊那谷の向こうに聳える中央アルプスも近い、百名山の空木岳や木曽駒ヶ岳も指呼の近さです。

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御嶽山は独立峰。「六根清浄 御嶽快晴・・・」白装束の信者たちが唱える声が聞こえる気がします。

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乗鞍岳、標高は19位の3026㍍で、御嶽山(14位3067㍍)には負けますが、姿は負けません。

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穂高の峰々、槍の穂先も望めました。ここには3000㍍級の山が連なっています。

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北アルプスの北部、立山や剣、白馬へ白い屏風は続きます。写真手前には諏訪湖、一部が白く凍結しているのが分かります。

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南アルプス・甲斐駒ヶ岳や右に仙丈ヶ岳、稜線の向こうには間ノ岳(3189㍍は第4位、奥穂高岳に1㍍負けています)が頭を覗かせています。近くにある山ですが入笠山から見るのは位置が悪い、山容がはっきりしません。左奥には富士山も見え、山好きにはたまらない景色を、体を回すだけで堪能できました。

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山頂での証拠写真、吹きさらしの頂上に雪が付いているのは珍しいことです。