師走に入ったというのに、ここ数日は暖かな陽気です。久しぶり横浜に戻ってきたので1日、自宅から円海山、天園を越えて鎌倉まで紅葉見物に歩いてきました。鎌倉の隠れた紅葉の名所モミジ谷は、良い天気もあって平日なのに賑やかでした。

12月に入ってから見頃となるモミジ谷、今年の色付きはイマイチ、来週あたりが良さそうです。帰路に立ち寄った瑞泉寺境内のモミジは、枝先がやっと色付きだしたばかり、見頃はまだまだ先のようでした。

モミジ谷にはイチョウの巨木も多く、ギンナンを拾う人も見かけられました。イチョウの葉を敷き詰めたような坂道の下から、モミジ谷の核心部をアップで狙ったもの。人の切れ間を辛抱強く待って撮ったのですが、思ったほどの画にはなりませんでした。

天園から下って直ぐ、モミジ谷を見下ろして撮ったもの。イチョウの紅葉が真っ盛り輝いていました。

三月に倒れた鶴岡八幡宮の大イチョウ、直ぐ脇に胴切りにした4㍍の幹(写真中央)が植えられていました。沢山出た若い芽も色付きだしました、根が出たのか元気のようです。元の生えていた所(写真右)からも、ヒコバエが沢山出ています。

階段の途中、上から撮ったもの。

荏柄天神社の大イチョウ、こちらは樹齢900年。八幡様の大イチョウと比べるのは可哀そうかも知れませんが、こちらも名木です。メーンの通りから外れているので、訪れる人が少ないのは致し方ありません。

このイチョウの枝の張りも立派、黄金の葉を天空一杯に広げています。

荏柄天神社の由来を記した案内板。

鶴岡八幡宮脇の国宝館、水路に映える紅葉が眩しい。

円海山から鎌倉の天園に向かった尾根道、案内板には鉄の道と書かれていました。

横浜自然観察の森分岐にある看板は中間点、ここから天園までまだ1時間は歩きます。