
レブンアツモリソウが残っていました。保護区の群生地遊歩道は6月15日で閉門したのですが、管理棟に近い柵の内側に数輪、咲いていてくれたのです。かっては島内各地で咲いていたのが、ランブームで盗掘され絶滅危惧種の筆頭に。今は手厚い保護により、株も増えてきているとのことです。

礼文島の北端、スコトン岬から西海岸沿いの丘陵、チシマフウロやオオハナウドなどが一面に咲く花畑を歩きます。

礼文島の南端、桃岩展望台近くから利尻島は望めましたが、頂上の雲はとれません。広い斜面は花畑、背の高い白い花はバイケイソウ、もうこの花は終わりです。

桃岩展望台近くの花畑、ここでの黄花はレブンキンバイソウです。

エゾノシシウド。礼文島の西海岸ゴロタ岬から鉄府に至る海岸沿いに群生、エゾカンゾウなども咲いています。

センダイハギと大きいのはオオカサモチだと思います。同じ種のエゾノシシウドやオオハナウドとの違いは、葉をしっかり撮っていないと同定出来ません。今回も花に目を奪われ、葉を写すのが疎かになってしまいました。

チシマフウロとオオハナウド。礼文島の北端・スコトン岬近くの西海岸沿いでの一枚です。

ネムロシオガマです。

チシマタンポポ、利尻島や稚内などの街中や空き地で咲いていてびっくりです。八ヶ岳山麓の庭にも頂いた株が子供を増やしていたからです。

ハマナス。この花を観ると、「♪流氷解けて ハマナス咲いて・・・宗谷の岬」カニ族などと呼ばれていた昔々、ガイドさんにこんな歌を教えてもらったことを思い出します。

ハマニガナ

おまけ
オタトマリ沼で買った三色弁当。ウニはもちろん、イクラや豪快に切ったホタテも忘れられない旨さ。沼を周回する間に作って貰いました、利尻も礼文も食堂はフェリー乗り場ぐらいしかないのです。ホテル花れぶんで頼んだ弁当は、精算の際に700円と聞いて安いのに驚きでした。保冷バックに入れたデザートやお茶も付いてのおにぎり弁当、旨かったのにも感心。おかみさんを先頭に、働いている人の笑顔での応対もいい。帰る日の朝、礼文林道を歩くのでタクシーをと頼んだら、入口まで送ってくれたのです、島一番の人気ホテルはやはり本物でした。

おまけ
満月の夜に浮かぶ利尻富士。花れぶんの9階の部屋から撮りました、三脚が無いので、A4サイズだと手プレが目立ちます。

26日は月食、19:52分の映像です。稚内フェリーターミナルに近いホテルから撮ったもの。明日一番の利尻島、礼文島行きが停泊しています。