お盆休みも過ぎて、山麓もいくらか静かになってきました。爽やかな青空が戻ってきましたが、秋の気配が気圧配置から読み取れるようになったと気象予報士は言っていました。アメダスを見ると、大泉町では最低が15.3℃、最高は30.8℃ですから買い物に下に降りていくと暑いわけです。暑さが峠を過ぎた3時過ぎてから、近くのサンメドウズ清里スキー場に山の花を観に行ってきました。

ススキも穂を出し、ワレモコウも色づいて山はもう秋の風情が漂っています。短い夏、山野草たちは急いで花を咲かせて子孫を残すのです。背景の山は奥秩父・金峰山などの山並みです。
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お花畑は今が花盛り、シモツケソウやハクサンフウロが競って咲いていました。

美人のマツムシソウを見つけました。

アサマフウロとハクサンフウロが同居しています。アサマフウロの赤が濃く花が大きいのと比べ、楚々としたハクサンフウロの淡い色は対照的です。

アカバナシモツケソウ

オミナエシの黄が草原でひときわ目立つようになりました。

ハンゴンソウ、このキク科の黄花は草丈が2㍍にもなるので、遠くからでもすぐに分かります。

ノコギリソウの群生です。我が家の庭で咲くノコギリソウは単独でひょろひょろ、迫力が違います。