ここ数日、夏らしい陽気になってきました。正確には、残暑が厳しいと言うのでしょうが、やっと夏が来たと思っていたら、朝夕の風には秋の気配も感じます。この先一週間は晴れが続くと言う嬉しい予報、山も空いて静かになるこれから出歩くのが楽しみになります。11日早朝の駿河湾を震源とする地震には驚き、飛び起きてしまいました(山梨県・北杜市の震度は4)。ガタガタ揺れる中で、東海大地震がついに来たかと思ったほど。本当の東海地震は、こんなものではないそうです。静岡~糸魚川に至る大地溝帯が近くを走っているので、地震や地殻の変動がいつ起こっても不思議ではない土地に住んでいますが、どこにいても同じだと開き直って生きるしか術はありません。

ヤマホトトギス、平地で生育するホトトギスより斑点模様は色も薄く赤みがあり、形が面白い花を茎頂などに付けます。咲きだしはこの花が一番早く、次に白花が咲き最後に普通のホトトギスと続きます。
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ヒメトラノオ、クガイソウと花は似ていますが、ヒメトラノオは葉が対生するので、輪生するクガイソウと見分けることができます。伊吹山が主産地のルリトラノオとは同じように見え、同定できません。

ノコギリソウ、葉は名前の通りにギザギザ、ひょろっと伸びた茎頂に花を付けます。

カサブランカ、晴れが続くようになってから咲きだしたので、花は長持ちしています。日本のヤマユリを改良したものとか、昨年、近所でこの百合だけが、イノシシに花の咲く直前に根を掘り返され球根を食べられる被害がありましたが、今年は我が家も含めて無事に花を見ることができました。

名前は分かりませんが、寒さにも日蔭にも強いキク科の花、他所の庭で咲いているのをよく見かけます、園芸種なのでしょうか。葉はへら状で厚く、地下茎をのばして増えます。

なんという野菊なのか、ユウガギク?良い花なので毟らないで残しています。

ノコンギクの仲間だと思います、この花も庭で市民権を獲得しています。