今日は梅雨が戻ってきたような天気、昨夕から降っていた雨も午前には止んでいます。昨日は山の中も25℃を超える夏日でしたが、今日は一転して最高気温も20℃に達しない肌寒い一日です。私のところは八ヶ岳の山麓、標高は1150㍍の山中ですから寒暖の差はいつも実感しているつもり。ニュースで大雪山系のトムラウシ山や美瑛岳で多くの方が遭難、亡くなられたことを知りました。両山とも標高は2000㍍ちょっとの山ですが、緯度が高く本州での3000㍍級に匹敵し残雪も多い。山小屋だらけの八ヶ岳を歩くのと比べるのは酷ですが、今回のツアーなどは体力も求められます。「一人で行くのは不安、でも登りたい!」に応える山旅専門の旅行社がたくさんあります。同じワッペンを胸に付けた団体の登山グループ、百名山などに大挙して押しかけトイレは溢れ、鎖場は渋滞してうんざりします。嗚呼―これ皆、私と同じ中高年の登山者、天に唾するようなものですね。
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昨日(16日)暑さが峠を越えた午後の3時、夏の山と花を眺めに近くの飯盛山に登ってきました。左には飯盛山(めしもりやま・1653m)、イブキトラノオも花穂を揺らしています。写真中央には富士山も浮かんでいました、富士山も夏姿です。
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八ヶ岳方向は雲が出てきました、天候が下り坂になってきたことを予感させます。

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この山で一番に咲き誇っていたのがシモツケ、これは木。同じような花を咲かせるシモツケソウは草、これから咲いてきます。

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群生はしていませんが、この山にはニッコウキスゲも咲いています。
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キンバイソウ、キンポウゲ科の中でも花は大きい部類。夏の草原のこの花の黄色は目立ちす。
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ウツボグサ、厳しい環境で咲く花は良い色を出しています。