今日は朝から雨、惰眠をむさぼりながら寝床の中で「小さな旅」を観ていました。NHK長野の制作による、ビーナスラインをバイクで走るそれぞれの家族の暖かな話でした。昨日(20日)は八ヶ岳の横岳へ4時起きしての日帰り登山、一昨日(19日)は霧ヶ峰ビーナスラインを走って、車山湿原を歩いてきました。関東・甲信地方もこの二日の晴を逃すと、今週は雨や曇りの日が続く予報でしたので頑張ってしまいました。雨のこの日は、パソコンで写真整理しながらの休養日です。横岳では梅雨時に咲くツクモグサにも遇えました、後ほど特集?でアップを致す予定です、お楽しみに!

ビーナスラインは昔は有料道路でしたが、現在は一般道となっています。所々には展望台があって、八ヶ岳や南アルプスの山を眺めることが出来ます。今はレンゲツツジが山を赤く染め、7月になれば全山が黄色に輝き、快適なドライブを楽しむことが出来、大好きなルートです。
写真をクリックすると大きな画面で観ることが出来ます

レンゲツツジ、満開の斜面もあれば、まだ蕾のところもあるので、まだ暫くは楽しめそうです。頂上の丸い建物は気象レーダードーム、白花の木はコナシ(小梨)だと思います、ズミと呼ぶところもあるようです。

この写真にある車山湿原を歩きました。梅雨に入ったというのに、起伏の少ない木道周辺は乾いていました、ヤツガタケキンポウゲは盛んに咲いていますが、まだ花は少ない季節。写真手前の白っぽく写っているのが、コバイケイソウの群生ですがそこには立ち入り出来ません。

コバイケイソウが咲き出しました。翌日に登った横岳の山腹で観たコバイケイソウは、芽出したばかりの葉巻状です。

写真中央が八島が原湿原、背後の山は鷲が峰、こちら側の斜面はレンゲツツジが見頃になってきました。靄っていなければ、この方向に北アルプスの山脈を望むことも出来ます。

スズランが咲いていました。園芸種のドイツスズランと比べると、花の位置が葉の下になるので撮影しづらい花です。デジイチのファインダーに、上から覗けるスコープを付けると、地面すれすれの位置からでも撮りやすいので使用しました。

グンナイフウロ、先日、庭で咲く青紫色のグンナイフウロをアップしましたが、ここ霧ヶ峰周辺で咲くのは白花です。

来月には山を黄色に染めるニッコウキスゲ、これから咲くキスゲが鹿の食害で無惨な姿になっています。鹿の頭数のネズミ算的増え方は、車山ばかりではありません。南アルプスでは貴重な高山の植物も根こそぎ食われています、鹿や猿などに対抗する人間の力はあまりにも無力です。

ビーナスラインを白樺湖近くまで下りてくると、ニッコウキスゲが咲き出していました。背後の山は蓼科山です。