横浜に帰ってきました。土産は春の山菜の代表格としてよく知られているタラの芽です。地方の道の駅やお店でも売られていますが、その殆どは栽培もの。タラの枝を短く切り、温度管理した培養液の中で芽を出させる栽培法が広まって、大きさの揃ったタラの芽が簡単に手にはいるようになりましたが、味は格段に落ちるのではと思います。
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このタラの芽は天然物、我が家の空き地で採ったものです。切り落とした枝に付いたタラの芽、太く立派に育ったので記念に撮りました。横浜に帰る時の土産にと、穫らずに取っておいたもの。自然の野にあるものは、皆に狙われ何度も芽をむしられるので、木も太くなれず貧弱なタラの芽しか手に入らなくなりました。

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タラの芽は一度採ってもまた芽を出しますが、我が家のタラは背が高いので、脚立に載っても収穫できません。枝は毎年1~1.5㍍伸びるので、芽のでる節を残し鋸で切ってタラの芽を収穫しますが、こうすることでまた横枝が増えるのです。
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サンカヨウ、今年は二本に増えた芽がどんどん伸びて来ました、芽を出したときから白い花芽が付いて見えます。連休前の山に戻る頃には、蕗のような大きな葉を広げて、可愛い小さな白い花を見せてくれるかもしれません。サンカヨウの周りには、卵形のシロバナエンレイソウの子供たちが芽を出してきました。