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キジムシロ、昨日(9日)、韮崎市新府桃源郷にモモの花見に出かけて新府城跡に登ったときに見つけました。小さな座布団ほどに枝を伸ばして広がっています、一面に黄花を付けるのももうすぐでしょう。ミツバツチグリなどと花は似ていますが、伸びている枝と葉の付き方で見分けることが出来ます。
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寒さが戻って咲けないでいた庭のカタクリ、暖かな日が続いたので一斉に花を咲かせました。花は下向きで開花すると花弁がシクラメンと同じように反転します。

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カタクリの種には蟻の好む物質が付いているので、蟻が遠くに運んでくれるのです。ここに写っている一枚葉のカタクリの子供らは2~3年生、親と同じように5月頃に葉は消えて長い眠りに入ります。
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カタクリは発芽してから花が咲くまで7~8年はかかります。ネギのようにすっとのびた先に種が付いている一年生。蟻が巣穴に種と付属物を持ち込んで、要らない種の部分を捨てることで子孫を遠くに増やすのだそうです。カタクリの生えているところから10㍍も離れた、道路のアスファルトの隙間からも芽を出しています。
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おまけのワラビ。新府桃の里周辺は標高が400㍍、低いので山菜のシーズンインなのでした。早速、灰でアクをとり流水に浸けてあります。今日はシンプルに、オカカをかけてお浸しで食べましょう。