全国的に晴れ、春らしいポカポカ陽気。各地からもソメイヨシノ満開の便りが、ニュースで伝えられています。八ヶ岳山麓も標高の低い所では、ソメイヨシノが開き始めてきました。私の住む北杜市、武川町にある山高神代ザクラは数日前に満開でしたが、混む土日を避けて今日行ってきました。日本三大サクラと言われる岐阜県の淡墨桜、福島県三春の滝ザクラとこの神代ザクラは、1922年(大正11年)に国の天然記念物の指定を受けました。エドヒガンの古木、台風で主幹も折れて枯死寸前。平成14年度から四年間の土壌改良工事が成功し、神代ザクラは新しい根が伸び元気が出てきたとのことです。
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一足早く満開になった実相寺境内の神代ザクラ、周りのソメイヨシノも咲き出しての競演ですが、日本一・樹齢2000年にはとても敵いません。
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実相寺境内の花畑、今はスイセンが満開になっています、手前にはチューリップが植えられています。サクラの花を介添えに、聳えるのは甲斐駒ヶ岳です。神代ザクラは写真中央左、樹高が低く花の色が白っぽいのがそうです。
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境内の桜と山を、パノラマ風に切り取ってみました、写真をクリックしてみてください。
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右から垂れ下がる桜の枝は、三春の滝ザクラの子供。中央奥にある桜は身延山の枝垂れザクラの子供、立派な樹に育ちました。
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身延の枝垂れザクラの子、花が盛り上がって流れ落ちる滝のようです。