小春日和もこの日(14日)で終わるというので、最後の紅葉見物に尾白川渓谷へ行ってきました。甲斐駒ヶ岳の山梨側からのルート黒戸尾根は、2000メートルの高度差があって厳しい登山ルートです。尾白川渓谷沿いのトレッキングは、尾根ルートで甲斐駒登山道と少しだけ同じ径を辿るので、登山の雰囲気をチョツビリ味わうことも出来ます。もう山は冬ですから、このコースから甲斐駒を目指す登山者はいないようです。

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駒ヶ岳神社脇の吊り橋上から尾白川渓谷を撮りました、右の日向山に続く斜面が陽射しを受け黄金色に輝いています。
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渓谷に沿った尾根径を登っていると、木々の切れ間から反対斜面のカラマツなどの紅葉が飛び込んできます。

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これも同じ反対側、日向山斜面の紅葉です。今年の八ヶ岳周辺のカラマツなどの紅葉は、近年にない良い色を出しています。カラマツが黄金色に輝いて、山が眩しいようです。

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渓谷沿いの登山道は、全ての木々が色付き秋終章へオーケストラを奏でているようです。
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落ち葉を踏みながら歩く、晩秋の山道。落ち葉の下に危険も潜んでいるので、感傷に浸って油断をすると足を取られることがあります。
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神蛇滝はこのコース一番の見所、三段の滝に紅葉があれば申し分ないのですが、モミジは葉を落とし少し遅かったようです。この日は快晴、滝の処は暗くて陽の当たるところとの濃淡の差が大きすぎたので上手く撮れません、薄曇りぐらいの方が撮り易いようです。
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この滝を覗き込むためには、丸太橋?を渡り狭い石の上に乗らなければなりません。
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帰り道に朴(ホオ)の葉を10枚ほど拾ってきました、今は新聞紙にはさんで押しをしています。とりあえず乾燥させて保存し、使うときには水につけてから・・・などと使い道も定まらないのに空想しているのです。